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激指先生教えてください 激指流 四枚落ち 攻略編 1
エピソード (本編へ)

 ご存知の方がいて頂けたら嬉しいのですが、今までの流れを簡単に載せさせて頂きます。
 ボナンザの存在を知りIT将棋を買い初心者設定でも全然勝てないのに驚き、駒落ちから
 攻略すべく駒落ちの本を久し振りに勉強したのですがなかなか攻略できず。
 さらに強い将棋ソフト激指を購入して、その機能の力を借りてIT将棋香車落ちまできま
 した。(将棋の話
  IT将棋香車落ちで、自力で勝率五割以上にはなっているとは思うのですが、どこで平手に
 昇格させるか?なんか悩ましい感じでいました。
 そんなとき16年3月27日日曜日のNHK将棋対局の放送がなかったので、前々から気に
 なっていた伊藤かりんさんの実力がどのくらいになっているか知りたいと思いWeb検索
 をしてみました。
 そうすると上手 加藤 一二三 九段 下手 伊藤 かりん の四枚落ちでの対局が検索されました。
 (詳しい対局内容は 伊藤かりん 加藤一二三 棋譜 で検索してみてください)
 棋譜を見ると伊藤かりんさんは、振り飛車にしていました。
 私の知っている定跡とは大分違うように思いましたが、実際にNHK将棋講座で高橋 道雄
 九段 が振り飛車の四枚落ちの解説をしていたので、あるにはあるのだろうとも思いました。
 どうこうは別にして自分は激指の最強設定(7段+)と四枚落ちで指したら勝てるだろうかと
 思い指してみると、うろ覚えの定跡では勝てません。
 IT将棋では勝てたように思うですが、当然かとも思いつつ久し振りに四枚落ちの定跡の本と
 激指の機能をフル活用して激指の四枚落ちを攻略しました。
 それで思うのですがやはり、振り飛車がいかに好きでも四枚落ちでは居飛車がいいと思いま
 した。
 戦型は棒銀で指すと大きく分けてパターンは3つだと思います。
 私の棋譜と簡単に解説を載せますので参考にしてください。
次⇒ パターン1の変化パターン
パターン2 (棒銀が完全に成功しないで ▲2五銀 と戻るパターン)
パターン3 (棒銀△3三金受けで▲1四銀〜▲1三銀成で銀桂交換、香成)
激指流の四枚落ちの考え方
 飛車角香を落としている四枚落ちなので、上手に大駒がなく端の香車がないので
 上手からの序盤の攻め手はほとんどなく、攻める場所がはっきりしていいるので
 囲いはできるだけ省略して攻めを重視するように考えます。
では行きます パターン1 (一番多く現れた指し方で定跡の本の指し方と似たパターン)
 初手からです。 (YouTube で駒の動きが分かります)
  △6二銀 ▲7六歩 △5四歩 ▲2六歩 △5三銀 ▲2五歩
  △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 (図1)
  △6二銀 に ▲7六歩 と角道を通します。
  棒銀をご存知の方は、▲2六歩 からの方が良いと思われる方もいるでしょう。
  しかし、コンピューター激指と指す場合は、▲7六歩 からにしてください。
  ▲2六歩 からにすると何故か △6二銀 と上がった銀が △7一銀 と戻ってし
  まいます、これは変だと思います。
  もしかして正しいとしても検証の方法がないので、▲7六歩 してください。
  相手はコンピューター激指なのでその辺はしょうがないとしてください。
  △5四歩 は角道を止める準備です、下手は飛車先の歩を交換します。

 12手目 ▲2八飛 以降の指し手
  △5二玉 ▲3八銀 △7二金 ▲2七銀 △7四歩 ▲3六銀
  △7三金 ▲1六歩 △6四金 ▲1五歩 △2二銀 ▲2五銀 (図2)


  24手目 ▲2五銀 と出ることで棒銀は基本的には成功します。
  注意していただきたいのは、▲2五銀 で先に ▲1四歩 です。
  △同 歩 ▲2五銀 △5五歩 ならば手順前後だけで同じことになりますが
  △同 歩 ▲2五銀 では、上手は一っ歩を持ち駒にしています。
  上記局面からでも △6五金 などと攻めてくる可能性もあると思います。
  更に一っ歩持ち駒があればもっと厳しい攻めの可能性は高まります。
  上手は、凄く強いから4枚も駒を落としていることをお忘れなく。
  なお、△6五金 の変化は後で載せます。(変化1)

 24手目 ▲2五銀 以降の指し手
  △5五歩 ▲1四歩 △同 歩 ▲1二歩 △4四銀 ▲1四銀
  △1三歩 ▲2三銀成 △同 銀 ▲1一歩成 (図3)
  上記局面の2手前 32手目 ▲2三銀成 で ▲1一歩成 もあると思います。
  以下激指と指すと △1四歩 ▲2一と △1三銀 ▲3一と △同 金
  ▲2三飛成 と何故か龍を作らせてくれるのです?
  以下 △2二金 ▲2八龍 △2四歩 となって、龍を作れたのだから悪い
  訳がないと思ったのですがどうもしっくり行きません。
  ということで私は、激指の読み筋の通り 32手目 ▲2三銀成 を選びました。
  興味を感じた方は検討してみてください。

 34手目 ▲1一歩成 以降の指し手
  △3五銀 ▲2一と △1四歩 ▲3一と △2二金 ▲1四香
  △2四銀引 ▲1三歩 △1四銀 ▲2四飛 △2三銀 ▲2八飛 (図4)

  上記 46手目 ▲2八飛 の次の手から上手の応手がいろいろあるようです。
  一番多いと思う手を最初に載せます。(別の手は変化の方へ)

 46手目 ▲2八飛 以降の指し手
  △3五銀 ▲2一と △1三金 ▲2五桂 △2四金 ▲3三桂成
  △2六歩 ▲2五歩 △同 金 ▲2三成桂 △1六金 ▲1八飛
  △1七歩 ▲7八飛 (図5) (51手目 △2四金  53手目 △2六歩 変化あり)
  上記 60手目 ▲7八飛 は、機敏な良い手ではと思います。
  自画自賛というか、激指先生に教わった手ですが

 60手目 ▲7八飛 以降の指し手
  △2七歩成 ▲3三成桂 △1八歩成 ▲4二銀 △4四銀 ▲3四銀
  △3三銀 ▲同銀上成 △6二玉 ▲5三銀打 △7二玉 ▲6四銀成 (図6)
  上記 72手目 ▲6四銀成 の局面では飛車の動きも良くなりそうな感じです。
  次 ⇒ パターン1の変化パターン
    パターン2 (棒銀が完全に成功しないで ▲2五銀 と戻るパターン)
  この先の指し手は YouTube または Excelファイル を見てください。
  なお、 Excelファイル には基本は同じでほかに指した棋譜も載せています。
  ただし、残念ながら疑問手などの修正を加えています。

 棋譜解析データはExcelファイル ダウンロード でお願いします。
    →  Excelファイル ダウンロード

 希望として 伊藤 かりん さん見てくれたら嬉しいな〜
 もし見てくれたらコメント書いてくださいね!

 飽くまでも激指の読み筋を中心にへぼ定跡流が気になったポイントからの変化の棋譜ですよ!
 もしコメントがありましたら ブログ それなり人生四方山話 にお願いします。
 なお、文句はご勘弁を
 さらに将棋の質問は多分お答えできません、へぼ定跡流ですからね!
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