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激指の設定は 強さ 七段+(最強) 思考時間 60秒 にしました。 |
ほぼ最強の力を出せる設定だと思います。 |
よって激指は、コンピューターとしての正しい手を指すはずです。 |
その手に対応できれば実力アップは間違いないと思います。 |
激指流の二枚落ちの考え方
飛車角意外の駒はそろっているので、上手の守りはほぼ万全にできるはずです。
角または飛車を切って二枚換えや駒を成らせることが必要になります。
仮に 角を切って 飛車を成らせて その角で大手龍取りを掛けられては何をしているか
分かりません。
よって最低限の囲いには基本的に入るようにします。 |
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初手から (駒の動きは YouTube で見られます。)
△6二銀 ▲7六歩 △5四歩 ▲4六歩 △5三銀 ▲4五歩 (局面
1) |
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解説 2手目 ▲7六歩 は角道を通す手です。
一手で上手陣に届く手なので、基本的にこの一手です。
さらに 4手目 ▲4六歩 △5三銀 ▲4五歩 と角道を止めさせない手です。
逆に言えば上手 △6二銀 △5四歩 △5三銀 角道を止めてしまおうとしています。
つまり ▲4五歩 と指さなければ上手は △4四歩 と指すはずです。 |
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6手目 ▲4五歩 以降の指し手
△3二金 ▲4八銀 △5二玉 ▲4七銀 △6四歩 ▲3六歩
△6三玉 ▲3五歩 △2二銀 (局面
2) |
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7手目 △3二金 は 3三の地点を守る手だと思います。
次の手 ▲4八銀 と 10手目 ▲4七銀 は 4五の地点を絡めた攻めの準備です。
12手目 ▲3六歩 と 14手目 ▲3五歩 も角道を活かした攻めの準備です。
15手目 △2二銀 は ▲3四歩 を △同 歩 と取れるようにした手です。 |
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15手目 △2二銀 以降の指し手
▲3八飛 △7四歩 ▲3四歩 △同 歩 ▲同 飛 △3三歩 (局面
3) |
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16手目 ▲3八飛 と飛車も 3三の地点を狙います。
18手目 ▲3四歩 △同 歩 ▲同 飛 と飛車先の歩を交換して持ち駒にします。
上手 21手目 △3三歩 では △3三銀 もあります。(こちらは変化で取り上げます。) |
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21手目 △3三歩 以降の指し手
▲3六飛 △6二金 ▲3七桂 △7三金 ▲7八金 (局面
4) |
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22手目 ▲3六飛 と中断飛車にして飛車の横の利きも活かします。
24手目 ▲3七桂 と飛車のこびんも守り、26手目 ▲7八金 と玉の行き場所
広げて囲いに入ります。 |
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26手目 ▲7八金 以降の指し手
△6五歩 ▲6九玉 △6四金 ▲5八金 △7三桂 ▲6八銀
△9四歩 ▲9六歩 (局面 5) |
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28手目 ▲6九玉 と居玉を避け、30手目 ▲5八金 と離れ駒を玉に寄せ
32手目 ▲6八銀 と上がって かに囲い の完成です。
一応ですが、コンピューターと指すときはちょっとした手順を守る方がいいと思います。
なんでいつもと違うのと思うのは意味がないと思います。
33手目 △9四歩 は他の手もありますが、端歩を突くのを原則とします。
下手も急ぐ必要はないので原則として受けます。
ここから駒がぶつかります。 |
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34手目 ▲9六歩 以降の指し手
△7五歩 ▲同 歩 △同 金 ▲7六歩 △7四金 (局面
6) |
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上手は 35手目 △7五歩 ▲同 歩 △同 金 と一歩手駒にします。
38手目 ▲7六歩 と金を押し返します。
これは 22手目の ▲3六飛 飛車の横利きの効果です。 |
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39手目 △7四金 以降の指し手
▲4六銀 △8四歩 ▲3五銀 △6六歩 ▲4四歩 (局面
7) |
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下手も 40手目 ▲4六銀 から ▲3五銀 と銀を攻めに繰り出します。
上手 41手目 △8四歩 はこの一手ではないと思いますが、この手が多いようです。
上手 43手目 △6六歩 に ▲4四歩 と指します。
将棋で一番効率がいいのはカウンターです。
駒をぶつければ先に取られるのはぶつけた方ですからね。
ベストタイミングだと思います。
ここから上手の応手によっていろいろと変わりますので、ここまでをメイン定跡とします。 |
この先の指し手は メイン定跡 攻防編 に載せましたので見てください。 |
飽くまでも激指の読み筋を中心にへぼ定跡流が気になったポイントからの変化の棋譜ですよ!
もしコメントがありましたら ブログ それなり人生四方山話 にお願いします。
なお、文句はご勘弁を
さらに将棋の質問は多分お答えできません、へぼ定跡流ですからね!
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