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激指解析　第６７回 NHK杯 先手 青嶋 未来 五段 VS 後手 八代　弥　六段
　今回の解析は 2017年6月18日放送の 第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント
１回戦 第12局 先手 青嶋 未来 五段 VS 後手 八代　弥　六段 です。
細かい棋譜は下記からお願いします。
　　http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/kifu/sgs.cgi?d=20170618
○対局者紹介（日本将棋連盟HPよりリンクしています）
先手 青嶋 未来 五段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/300.html
後手 八代　弥　六段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/287.html
解説者 永瀬 拓矢 六段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/276.html
下記は、初回の棋譜解析結果表です。
↓(1) ↓(2) ↓(3)
　　激指解析 コメント と 激指の読み筋
　　(1) 32手目 △４四角 疑問手 →　激指の読み筋 △５六歩
　　(2) 48手目 △３二飛 敗　着 → 激指の読み筋 △４二飛
　　(3) 105手目 ▲６六香 悪　手 → 激指の読み筋 ▲７一角
　　今回の解析は、？マークの多さから激指解析的には困った手が多かったようです。
　　その一つかも知れませんが (2) 48手目 △３二飛 が敗着 になっています。
　　激指の読み筋では △４二飛 となっていました。
　　一筋手前にして何が違うのかと思い、次の手を見てみると ▲２八歩 となっていました。
　　「なんで？」と言った感じです。
　　すいませんが、よく分からなすぎる手は、話だけにさせていただいて、次に行きます。　　
　　下記が (1) 32手目 △４四角 疑問手 になっている局面です。
　　激指の読み筋では △５六歩 となっていました。
　　（カーソルを載せると  △５六歩 の局面に変わります。）
　　　上記 32手目 △５六歩 に変えて激指の機能を使って指し進めてみました。
　　　　（駒の動きは 　YouTube でも見られます。）
　　　▲同銀左　△同　銀　▲同　銀　△５七歩　▲同　飛　△４五銀
　　　▲６七銀打　△５六銀　▲同　銀　△４五銀　▲６七銀打　△５六銀
　　　▲同　銀　△４五銀　▲６七銀打　△５六銀　▲同　銀
　　上記は 49手目 ▲５六同銀 で千日手が成立しました。
　　先手後手を入れ替えて指し直しとなります。
　　後手としてはこの選択もあったのではと思います。
　　なお、千日手を解消するには △５六銀 で ▲同　飛 と取るしかないと思います。
　　そうすると飛車交換になります。
　　先手の方が飛車の打ち込み場所が多いので先手が選ぶことはないと思います。
　　　　日本将棋連盟　対局規定 より転載
　　　　　Ａ.千日手
　　　　　　同一局面が４回現れた時点で「千日手」となり、無勝負とする。
　　　　　　尚、連続王手の千日手は反則である（第8条反則の第7参照）。
　　　　　　なお、同一局面とは、「盤面・両者の持駒・手番」がすべて同一を意味する。
　　最後に勝った先手の手ですが、激指の読み筋では速詰みがあったので載せます。
　　なお、３０秒の秒読みなので読み切れなかったのは無理もないと思います。
　　下記は (3) 105手目 ▲６六香 悪　手 となっている局面です。
　　激指の読み筋 ▲７一角 となっていました。
　　▲７一角 + １８手（１９手詰み）で詰みます、読み切れたらプロ並みかも？　　
　　（カーソルを載せると  の局面に変わります）
　　上記 105手目 ▲７一角 以降の指し手
　　　△９二玉　▲８三桂成　△同　玉　▲８五香　△８四歩　▲同　香
　　　△同　玉　▲６二角成　△７三飛　▲７五金　△８三玉　▲７二銀不成
　　　△９二玉　▲８二金　△同　玉　▲７一馬　△９二玉　▲８一馬
　　　　（駒の動きは 　YouTube でも見られます。）
　　なお、棋譜解析データ及び激指の読み筋は下記 Excelファイル にあります。
　　是非みて見てください　→　 Excelファイルダウンロード
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