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激指解析 第66回 NHK杯 先手 佐藤康光 九段 VS 後手 佐藤 和俊 六段
 今回の対局は 2017年3月26日放送の 第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント
決 勝 先手 佐藤康光 九段 VS 後手 佐藤 和俊 六段 です。
細かい棋譜は下記からお願いします。
  http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/kifu/sgs.cgi?d=20170326
○対局者紹介(日本将棋連盟HPよりリンクしています)
先手 佐藤 康光 九段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/182.html
後手 佐藤 和俊 六段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/250.html
解説者 羽生 善治 三冠 https://www.shogi.or.jp/player/pro/175.html
下記は何回か解析した棋譜解析結果表です。
↓(1)
 上記棋譜解析結果表のコメントから
  今対局は、前対局と同様の後手角道を止める三間飛車でした。
  先手が普通に居飛車穴熊に囲いに行けば前回同様に振り戻す展開になるのかと思っ
  て見ていました。
  先手 17手目 ▲6八角 は 前回より少し早いなと思いました。
  解説で、この手の主旨は △2二飛車 と ▲2四歩 からの交換を受けさせてから穴熊に
  囲って行こうと考えたのだと思うのですが、次の △6二玉 が先手の思い切った手で
  ▲2四歩 をやってこいという手とのことでした。
  そして先手 ▲2四歩 とやりました、解説でも行くと思いましたとのことでした。
  序盤からかなり激しい展開となりました。
  しかし、上記棋譜解析結果表では、ここのところでは珍しく 敗着 もあって少し解析しや
  すいのではと期待しました。
  その敗着が (1) 50手目 △2四飛成 となっています。
  激指読み筋では △8八桂成 となっていました。
  この手は、感想戦でも指されていて「一手違いにはなりそう」というお話もありました。
  上記 50手目 △8八桂成 の局面では 後手有利 の表示になっています。
  この手に変えて激指の機能を使って指し進めてみました。
  追加です、今回初めて激指の駒の動きを YouTube で見られるようにしました。
  50手目 △8八桂成
    ▲2一馬 △5一玉 ▲1一馬寄 △8九成桂 ▲9一銀不成 △3二銀
  51手目 ▲2一馬 に対して △5一玉 ですが、感想戦では △6四歩 と指されました。
  56手目 △3二銀 以降の指し手
   ▲3六香 △4三歩 ▲6六馬 △5九龍 ▲同 金 △8八飛成
   ▲7六玉 △6四桂 ▲6五玉 △7九龍 ▲5五玉 △5九龍
  68手目 △5九龍 以降の指し手
   ▲4六玉 △4四銀 ▲4五香 △同 銀 ▲同 玉 △4四香
   ▲3五玉 △2九龍 ▲2五歩 △3四歩 ▲同 玉 △2三金
  上記 80手目 △2三金 の局面では 後手優勢 の表示になっています。
  下記は、この先 100手まで指して作った棋譜解析結果表です。
↓ 50 手目 △8八桂成
  今回の将棋は、面白かったですね〜
  その上解析も出来て良かったです。
  以上激指先生の見解でした。(筆者 へぼ定跡流)
  なお、棋譜解析データ及び激指の読み筋は下記 Excelファイル にあります。
  是非みてみてください →  Excelファイルダウンロード
 飽くまでも激指の読み筋を中心にへぼ定跡流が気になったポイントからの変化の棋譜ですよ!
 もしコメントがありましたら ブログ それなり人生四方山話 にお願いします。
 なお、文句はご勘弁を
 さらに将棋の質問は多分お答えできません、へぼ定跡流ですからね!
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