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激指解析 第66回 NHK杯 先手 千田 翔太 六段 VS 後手 佐々木 勇気 五段
 今回の対局は 2017年1月22日放送の 第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント
3回戦 第6局 先手 千田 翔太 六段 VS 後手 佐々木 勇気 五段 です。
細かい棋譜は下記からお願いします。
  http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/kifu/sgs.cgi?d=20170122
○対局者紹介(日本将棋連盟HPよりリンクしています)
先手 千田 翔太 六段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/291.html
後手 佐々木 勇気 五段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/280.html
解説者 稲葉 陽 八段 https://www.shogi.or.jp/player/pro/269.html
下記は何回か解析した棋譜解析結果表です。
↓(1) ↓(2) ↓(3)
 上記棋譜解析結果表のコメントから
  今回は気になるところが沢山ありました。
  さらに何故か疑問手の表示が解析を重なるごとに消えてしまいます。
  これはしょうがないとして、今回はある(3)敗着から行きます。
  (3) 敗着はは 80手目 △3七角成 でした。
  激指の読み筋では △4一同飛 となっています。
  (3) 80手目 敗着 △3七角成 を △4一同飛 に変えた局面
  上記の手は感想戦でも指されました。
  79手目 ▲4一銀 が詰めろになっているので △4一同飛 は正解だと思います。
  だから 81手目 ▲7五角 が悪手になっている訳です。
  81手目からの詰みの手順は
   ▲4二金 △2二玉 ▲3二金 △1二玉 ▲2二金 △1三玉
   ▲2三金 △同 玉 ▲3二角 △2二玉 ▲2三金 △3一玉
   ▲2一角成 △同 玉 ▲3二銀不成

  80手目 △4一同飛 に変えた手も 105手まで指し進めてみましたが
  激指の形勢判断では先手優勢 の表示になっています。
  棋譜は Excelファイル にあります。

  次に (2) 72手目 △4六角 で △3二金 です。
  最初の棋譜解析結果表では疑問手になっていました。
  この手も感想戦でも指されました。  
  72手目 △3二金 以降の指し手
   ▲5五歩 △5六角 ▲4一銀
  上記 75手目 ▲4一銀 の局面では何故か 互角 になっていますが、詰めろです。
  (3) 敗着 と同じような手順で ▲4二金 からの詰みです。
  よって △2九角成 と飛車を取れません。
  激指の次の手は △6七銀 になっていました。
  75手以降101手目まで指し進めてみましたが 先手優勢 の表示になっています。
  形勢が逆転する感じはありませんでした。
  棋譜は Excelファイル にあります。

  最後に (1) 46手目 △5五角 です。
  この手も最初の棋譜解析結果表では疑問手になっていました。
  感想戦で △5五角 は驚きましたと言われていたのでどうなるかなと思いました。
  激指の読み筋では △4四歩 になっていました。
   (1) 46手目 △5五角 を △4四歩 に変えた局面
  46手目 △4四歩 以降の指し手
   ▲3六銀 △4五歩 ▲同 銀 △4四歩 ▲5四銀 △同 銀
   ▲6四角
  53手目 ▲6四角 以降の指し手
   △2二玉 ▲7三角成 △4三金右 ▲7九玉 △7一飛 ▲4六馬
   △7五歩
  46手目から上記 60手目 △7五歩 まで 互角 の表示になっています。
  しかし、先手 銀、桂交換で少し駒損ですが馬ができていることと
  後手歩切れなので先手が少し指しやすいのではと思います。
  以上激指先生の見解でした。(筆者 へぼ定跡流)
  なお、棋譜解析データ及び激指の読み筋は下記 Excelファイル にあります。
  是非みてみてください →  Excelファイルダウンロード
 飽くまでも激指の読み筋を中心にへぼ定跡流が気になったポイントからの変化の棋譜ですよ!
 もしコメントがありましたら ブログ それなり人生四方山話 にお願いします。
 なお、文句はご勘弁を
 さらに将棋の質問は多分お答えできません、へぼ定跡流ですからね!
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