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激指解析 第66回NHK杯 先手 佐藤 天彦 名人 VS 後手 山崎 隆之 八段 |
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今回の棋譜は、2016年11月13日放送の 第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント
2回戦 第15局 先手 佐藤 天彦 名人 VS 後手 山崎 隆之 八段 を解析しました。
細かい棋譜は下記からお願いします。
http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/kifu/sgs.cgi?d=20161113
○対局者紹介(日本将棋連盟HPよりリンクしています)
先手 佐藤 天彦 名人
http://www.shogi.or.jp/player/pro/263.html
後手 山崎 隆之 八段
http://www.shogi.or.jp/player/pro/227.html
解説者 羽生 善治 三冠
http://www.shogi.or.jp/player/pro/175.html
下記は、初回ではない棋譜解析結果表です。
上記棋譜解析結果表のポイントから激指先生とのコメントと激指の読み筋
(1) 94手目 △3五桂 悪手 → 激指の読み筋 △3七角成
(2) 98手目 △3四銀 悪手 → 激指の読み筋 △7七角成
へぼ定跡流が激指の機能を使って検討などをした手は
今回は、年に何回もない激指先生大活躍の回でした。
早速行きます。
まずは、感想戦でも少し取り上げられた (1) 94手目 △3五桂 で△3七角成
です。
△3五桂 は 激指のコメントでは 悪手 になっています。
激指の読み筋でも △3七角成 でした。(下記の局面です)
上記 94手目 △3七角成 の局面では 後手勝勢 の表示になっています。
感想戦ではこの先を指さなかたので激指の機能で指し進めてみました。
94手目 △3七角成 以降の指し手
▲同 玉 △3六銀打 ▲3八玉 △2六桂 ▲2九玉 △8八飛成
▲2一成香 △同 玉 ▲2五飛 △同 銀 ▲2四香 △2二歩
106手目 △2二歩 の局面でも 後手勝勢 の表示になっています。
激指先生の見解では、後手詰みません.。
先手は詰めろになっていますから△8八の龍を取ることもできません。
次に (2) 98手目 △3四銀 です。
こちらも激指のコメントでは 悪手 になっています。
上記棋譜解析結果表を見ると折れ線グラフが後手に一番傾いたところから
先手方向に動いているのが分かります。
一手前の 97手目 ▲8七香 も悪手になっています。
激指の読み筋では ▲4八香 となっていました。
(2) 98手目 △3四銀 で 激指の読み筋では △7七角成 となっています。
下記はその局面です。
98手目 △7七角成 の局面では 後手勝勢 の表示になっています。
97手目 ▲8七香 が悪手になっている訳です。
次に ▲8六香 と飛車を取っても、▲7七同銀 と馬を取っても先手速詰みです。
▲8六香 と飛車を取る場合
▲8六香 △4七銀 ▲4五玉 △4四馬
思った以上に簡単な詰みでした。
▲7七同銀 と馬を取る場合
▲同 銀 △4四桂 ▲4五玉 △3四銀 ▲5四玉 △4五銀打
▲同 飛 △同 銀 ▲同 玉 △5五飛
▲8六香 も ▲7七同銀 も悪手になっています。
激指の読み筋ではそれぞれ ▲2一成香 ▲2三桂 となっていますが
なんとかなるとは思えません。
ならば 97手目 ▲8七香 で激指の読み筋 ▲4八香 では・・・・?
私的にはプレッシャーという意味では ▲8七香 の方がいいのではと思います。
棋譜解析データは下記にあるので是非みてみてください。
→ Excelファイルダウンロード
飽くまでも激指の読み筋を中心にへぼ定跡流が気になったポイントからの変化の棋譜ですよ!
もしコメントがありましたら ブログ それなり人生四方山話 にお願いします。
なお、文句はご勘弁を
さらに将棋の質問は多分お答えできません、へぼ定跡流ですからね!
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