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今回の棋譜は、2016年7月31日放送の 第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント
1回戦 第18局 先手 島本 亮 五段 VS 後手 豊島 将之 七段 を解析しました。
細かい棋譜は下記からお願いします。
http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/kifu/sgs.cgi?d=20160731
○対局者紹介(日本将棋連盟HPよりリンクしています)
先手 島本 亮 五段
http://www.shogi.or.jp/player/kishi/simamoto.html
後手 豊島 将之 七段
http://www.shogi.or.jp/player/kishi/toyoshima.html
解説者 小林 健二 九段
http://www.shogi.or.jp/player/kishi/kobayasi-k.html
下記は、初回ではない棋譜解析結果表です。
激指のコメントと激指の読み筋
(1) 110手目 △7九銀 疑問手 → 激指の読み筋 △2五歩
(2) 111手目 ▲5三角 敗着 → 激指の読み筋 ▲8六玉
上記棋譜解析結果表などから激指先生とへぼ定跡流の思うポイントは?!
敗着になっている (2) 111手目 ▲5三角 です。
激指の読み筋では ▲8六玉 となっています。
え!ホント?正直言ってちょっと心配ですが、上記棋譜解析結果表から
考えるとここだと思います。
上記 111手目 ▲8六玉 の局面では 先手有利 の表示になっています。
この表示は本譜 ▲5三角(敗着) でも同じ表示になっていました。
しかし 112手目 △8八飛 (疑問手)では 後手優勢 に変わっています。
コメントと形勢判断が少し分かりずらいですが
110手目△7九銀 は、後手の疑問手で互角、111手目では先手敗着で
先手有利、112手目では後手疑問手で 後手優勢 となって
113手目 ▲9六玉 では 互角 に戻りました。
激指解析的には、間の111手目 ▲5三角 敗着 に注目するしかありません。
それでは 111手目 ▲8六玉 に変えて激指の機能を使って指し進めた棋譜を
載せます。
111手目 ▲8六玉 以降の指し手
△4六馬 ▲6九金 △2五歩 ▲4一角 △9四桂 ▲9五玉
△2四馬
上記 118手目 △2四馬 の局面でも 先手有利 の表示になっています。
118手目 △2四馬 以降の指し手
▲3一銀 △3三玉 ▲2六歩 △3五歩 ▲5二角成 △4三歩
▲4九香
上記 125手目 ▲4九香 の局面では 先手優勢 の表示になっています。
下記棋譜解析結果表ここまで指したものです。
最初に載せた (1) 110手目 △7九銀 疑問手 が 後手の敗着 に変わっています。
激指解析的には、111手目 ▲5三角 が優劣が動くポイントだったと言えるのではと
思います。
なお、(1) 110手目 △7九銀 敗着でも激指の読み筋では △2五歩 となっています。
棋譜解析データは下記にあるので是非みてみてください。
→ Excelファイルダウンロード
飽くまでも激指の読み筋を中心にへぼ定跡流が気になったポイントからの変化の棋譜ですよ!
もしコメントがありましたら ブログ それなり人生四方山話 にお願いします。
なお、文句はご勘弁を
さらに将棋の質問は多分お答えできません、へぼ定跡流ですからね!
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