トップページ → 本 俳句がどんどん湧いてくる100の発想法 タイトル | ||||||||||||
プレバト!の影響で俳句を始めました。 毎週出されるお題に挑戦しているのですが、どうみても「才能ナシ」としか思えない結果です。 失敗したのかなと思っていますが、何故か夏井先生ではない本を買ってしまいました。 下記がその本の中の一冊です。 100の発想法と言われても覚えて活用できないよな〜と思い、なにかいい方法はと考えました。 そして一覧にすることにしました、つまりお題に対してどの発想法にするかをいくつか選んで、例句を読んで考える。 考える方向性が分かり易いのではと考えました。 暗中模索で考えるよりは増しになったとは思いますが、そんなに甘くもない気もします。 なお念のため、活用される方はご自由にどうぞ、気が向いたらブログなども見てください。 |
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大タイトル | タイトル | 解説 | ||
1 | 気分はカメラマン | 1 | 大きく捉える | まず、大きく景を詠んでみる |
2 | 大景に動くもの | 景色を大きく捉え、そのに動くものを | ||
3 | なにかに映してみる | 映してみる景色は逆さ富士だけではない | ||
4 | 上を見る | 視界を変化させる、視線を上へ移動させてみる | ||
5 | しゃがんでみる | 対象に思いっきり目を近づけてみる | ||
6 | ゆっくり見回す | ゆっくり視線の流れを詠む、何を目で追うかがポイント | ||
7 | 動きを追いかける | カメラの目になって追いかける、カメラを覗いている臨場感 | ||
8 | スローモーション | 一瞬の切り取りも俳句ですが、スローモーションの手法も | ||
9 | 遠くを狙う | はるか遠くを眺める、通り過ぎる、動くものなどを探す | ||
10 | 別の景色に切り替える | 映画監督になったつもりで二つのシーンを考える | ||
11 | 景色を一変させる | 当然目前に現れた景色、または外観を一変、想像して | ||
12 | 遠景と小道具 | 小道具を置いて、遠景を取り合わせる | ||
13 | 色を生かす | 白は清潔感など色のイメージ、特性を生かして読む | ||
14 | 小動物の表情 | グンと近づいて気持ちを重ねる、擬人法が基本 | ||
15 | 俯瞰ショット | 空から見下ろす、鳥や凧、あいは神に目線で | ||
16 | シズル感 | 涎が垂れるような、よりおいしそうな表現 | ||
17 | 筆致を使い分ける | 対象の絞り込み、どう描くか、何で描くか | ||
18 | 影を主役に | 立体感、陰影が出ます。 | ||
2 | 五感で勝負する | 19 | 香りで人を描く | その人を彷彿とさせる匂い、その人と結びつける |
20 | 匂いでドラマ演出 | 匂いで背後にあるドラマを想像させる | ||
21 | 匂わないものを匂わす | 本来匂わないはずのものを抽象的なものを匂わす | ||
22 | 記憶が匂う | 実際にその匂いを嗅いで、ふと当時の記憶がよみがえる | ||
23 | 匂った一瞬 | 匂いを感じた瞬間を詠む、情景が明快に浮かぶ場面設定を | ||
24 | 音に浸る | 音に浸る、音だけの世界を詠む | ||
25 | 物音の擬人化 | 単なる音を人の声のように、何かのメッセージが込められているかのように | ||
26 | 聞こえないはずの音 | 神経を研ぎ澄ませてこそ聞こえてくるような音、そんな音を耳を傾ける | ||
27 | 見えるように音を詠む | 音がまるでかたちがあるようなもののように読む | ||
28 | 声のバリエーション | さわやかな声など、そんな声を季節感のある情景と組み合わせて | ||
29 | 触感を詠む | 指先や首筋など触覚が鋭いところが何かに触れる、そんな場面を設定して | ||
30 | 微妙な温度感覚 | 感じたその瞬間を詠む、季語でその微妙な感覚を補強する | ||
31 | グルメレポート | 味を表現する、音や映像がないので工夫が必要 | ||
3 | 目の付けどころ | 32 | つまらない景色を詠む | 役に立たないものを探す |
33 | 二階を詠むと成功しやすい | 二階から見える景色、通りから眺める二階の気配 | ||
34 | 困ったときの「風」 | 風にまつわる季語は多いですが、ただの風もなかなかつかえます | ||
35 | 当たり前をしれっと読む | 正真正銘の「当たり前」を詠む方法、あれこれ説明しない、季語が重要 | ||
36 | 目の前を通るもの | 目の前を行き過ぎるもの | ||
37 | なにかがやってくる | ちょっと待ってみましょう、きっとなにかがやってくるはず | ||
38 | 比較してみる | なにと比べてみることで、よりイメージが膨らみます | ||
39 | 端っこを詠む | 端や隅、縁などでなにか切り口になるようなことを見つけましょう | ||
40 | 覗いてみる | なにかを覗くか、どんな状況で覗くか、覗いてみてどうだっかを詠む | ||
41 | 一ヵ所に絞る | 全体をぼーっと眺めても、どこか一ヵ所一点に着目してみましょう | ||
42 | 真ん中を詠む | 真ん中に主役をどっしりと置く、あるいは大景の真ん中にワンポイント | ||
43 | しばらく眺める | 「時の流れ」を詠んでみましょう | ||
44 | ぼかして読む | ものや気持ちを限定せずに雰囲気を詠む | ||
45 | 行き当たりばったり | ぼんやりと生きた見る | ||
46 | はじまりを詠む | なにかの予兆を感じて読む | ||
47 | 終わりを詠む | せっかく行ったのに終わっていた、でもそんなとき | ||
48 | なにかを動かしてみる | なにかを引っ張ってみたり、動かしてみたりしての変化を詠む | ||
49 | そのものになりきる | 動物を擬人化して詠む、植物や風、滝など感情移入して | ||
50 | 高さを見つける | それぞれのもににはほどよい高さがあります、そんな高さを考える | ||
51 | 微妙な重さ・軽さ | 思ったよりも重かった・軽かった、あるいはふと重さを感じたを詠む | ||
52 | がっかりして一句 | 期待して行ってみたけれど、意外と、がっかりを詠む | ||
53 | ばかばかしいことを詠む | 別段どってことはないのに、なんだかおかしいそんな感じを詠む | ||
4 | 「ひと」がおもしろい | 54 | 人物の登場場面 | 人とがやってくる、「おやっ、どんな人なんだろう」と思わせるのがミソ |
55 | 着替えて一句 | 出かける前、毎日のように着替えます、日常のワンシーンを季節感を持って | ||
56 | 自分の名を詠み込む | 親への想い、生い立ち、自負などを詠み込む | ||
57 | 癖を見つける | その癖で人物像が浮かび上がってくるように読む | ||
58 | 人の品定め | あ〜ぁこんな人だったを詠む、厭味に注意 | ||
59 | 体の一部分で詠む | 体の一部分の動きでその人の全体像をより鮮明に表すように | ||
60 | ナルシストになってしまう | 体を眺めたり触れたりして読む、髪、指、頭が多い、憂鬱な感じが仕上げ | ||
61 | 人柄が出るしぐさ | 優しいしくさを見つける、季語そのものを道具に使うと成功しやすい | ||
62 | 母の句は変化球で | 母の句は難しい、対策は具体的なシーンで詠む | ||
63 | 得体のしれない父 | 得体のしれなさを逆手にとる | ||
64 | 夫婦のほどよい距離感 | お互いを認め合った上での距離感で詠む | ||
65 | 父というぎこちなさ | 戯画化してみる | ||
66 | 微妙な兄弟関係 | どんな間柄かが伝わるような状況設定が必要 | ||
67 | 少年期を詠む | オトナへと脱皮して行く時期、何とも言えない複雑な感じを詠む | ||
68 | 子どものしぐさ | 小さな子どものしぐさや動きでかわいさを詠む | ||
69 | 老いたをさらりと | 老いたをふと感じた瞬間を詠む、重くしないように季語に注意 | ||
70 | 死のイメージを描く | 自分が死ぬときの想像、死のイメージをスケッチするつもりで | ||
71 | 子どもと遊ぶ | 状況をよく考えて定めて詠む、報告にしないように | ||
72 | 顔の七変化 | 表情の変化を捉えて、どう変化したかをちょっと誇張して詠む | ||
73 | 職業で詠み分ける | 休憩中など場面はいろいろ、その職業らしい背景(季語)の選び方がポイント | ||
74 | 脇役の人生模様 | 主役は花火でも、目立たない脇役といえる人がいます、その人の人生模様を | ||
75 | 客を詠む | どんな客かと興味を、暮らしぶりなどが想像できるようにすると厚みが出る | ||
5 | 仕掛けをつくる | 76 | 俳句でマジック | 意外なものから意外なものを取り出す、これが基本パターン |
77 | オチをつける | 最後の言葉で結末をつける | ||
78 | ネーミングする | 「~の空」のように名詞を冠する、固有名詞も | ||
79 | 途中を詠む | 歩いて行く途中など、読者がその場にいる感じ、現在進行形の句に | ||
80 | 長い時の流れ | 読者に同じ時代のイメージを抱かせるように | ||
81 | 切り替え | シーンが替わるきっかけを、間の準備などを | ||
82 | 小説をモティーフに | 小説の世界を句に取り込む、そのままではダメ、テコにする感じで | ||
83 | 具象を抽象に | 抽象的なもの観念などに喩える、読者が抽象的から具体的なものへと転換 | ||
84 | 台詞を拾う | 地場の人の言葉を盛り込む、臨場感を出す | ||
85 | その後を詠む | 余韻や残像が残るものを選びます、その後残ったものや現れたものを詠む | ||
86 | プロの手際 | 職人さ・板前を詠む、仕事ぶり手の動きに注目、季節感を考えて | ||
87 | スポーツを詠む | 競技のどの瞬間を切り取るかが勝負 | ||
88 | 風景を封じ込める | 大きな景色をなにかに封じ込めてみる、風景とその容れ物との取り合わせ | ||
89 | 心象風景 | なにかを身の内に棲ませて、心の中の荒涼とした風景などを詠む | ||
90 | 斜めに構える | ものごとや世の中をクールに眺めて見る、皮肉な視線でばっさり切れ味よく | ||
6 | 料理法で差をつける | 91 | 電気製品 | 機能とからめてますは考える |
92 | 鏡に映るもの | 鏡にはいろいろなイメージがまつわりついています、映った不思議な世界を | ||
93 | 紐いろいろ | 着物の帯紐、なにかを縛る紐、具体的になんの紐か言わずにおくのも手 | ||
94 | 使い勝手のいい椅子 | 誰も座っていない椅子になにかを重ねて、不在ということでなにかを象徴的に | ||
95 | 夕焼け三段活用 | @なにかに照らしてみる A自在に操る B持って帰る | ||
96 | 紅葉をどう詠むか | 本からすこしずらした詠み方 | ||
97 | 桃を手玉にとる | 季語の本意のほかに形状や匂いから@エロス A死 B自愛 などがあります | ||
98 | 時雨を艶っぽく | さびしい風景が多いですが、少し艶っぽさも | ||
99 | 石でモノトーンの句 | なにか別のキーワードを組み合わせる、味付けがしやすく応用がきく | ||
100 | 席順を詠む | 会合や酒席、パーティなど席の位置にも注目、意外なドラマが |
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